コラム第2回:ワイヤー矯正との徹底比較。マウスピース矯正アクアシステムのメリット・デメリット
歯科医が本音で語る「アクアシステム」完全ガイド:後悔しないマウスピース矯正の選び方
数あるマウスピース矯正の中で、なぜ「アクアシステム」がプロに選ばれ続けているのか?その理由は、日本人の骨格を熟知した独自の設計と、徹底した患者様第一の思想にあります。本コラムシリーズでは、メリット・デメリット、費用感、痛みの正体、そして他社システムとの決定的な違いを医療的視点からエビデンスに基づいて公開。納得して治療を始めるための「教科書」としてご活用ください。
「歯並びを治したいけれど、あの金属の装置には抵抗がある……」
そう考えて、矯正を先延ばしにしていませんか?
矯正治療には、大きく分けて「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正(アクアシステム)」の2つがあります。どちらが良い・悪いではなく、あなたのライフスタイルや歯の状態にどちらがフィットするかを見極めることが、失敗しない矯正選びの第一歩です。
今回は、両者の違いを徹底的に比較・検証します。
1. ひと目でわかる気になるポイント比較表
まずは、気になるポイントを比較表にまとめました。
| 比較項目 | ワイヤー矯正(表側) | アクアシステム |
|---|---|---|
| 見た目 | 装置が目立つ | 透明でほぼ気づかれない |
| 痛み・違和感 | 装置が当たる痛み、強い締め付け | なめらかで痛みも最小限 |
| 食事 | 食べ物が詰まりやすく制限あり | 取り外して自由に食べられる |
| お手入れ | 非常に難しく、虫歯のリスクも | 普段通り歯磨きができる |
| 通院頻度 | 3〜4週間に1回 | 1〜2ヶ月に1回(通院負担が少ない) |
| 適応症例 | 重度のがたつきにも対応可能 | 軽度〜中程度のがたつきに最適 |
2. アクアシステムが選ばれる「3つの決定的な理由」
① 「装置をつけている」ことを忘れるほどの透明感
ワイヤー矯正の最大のデメリットは、やはり「見た目」です。アクアシステムは、高精度の透明プラスチックを使用しているため、至近距離で見られない限り、矯正中であることを気づかれることはほとんどありません。接客業や営業職、大切な記念日を控えた方でも、自信を持って笑顔で過ごせます。
② 「段階的移動」が叶える、優しい矯正体験
ワイヤー矯正は一度調整すると数日間強い痛みを伴うことがありますが、アクアシステムは「ソフト」と「ハード」の異なる厚みのマウスピースを使い分ける独自のステップ法を採用しています。少しずつ、優しく歯を動かしていくため、不快感や痛みが非常に少ないのが特徴です。
③ 衛生面と食事の「自由度」
「矯正中も好きなものを食べたい」という願いは切実です。アクアシステムは食事の際に取り外せるため、ステーキや麺類、粘着性のある食べ物も我慢する必要がありません。また、装置を外して普段通りにブラッシングができるため、矯正治療中にありがちな「虫歯や歯周病」のリスクを大幅に下げることができます。
3. 知っておくべき「デメリット」と注意点
医療としての誠実さを保つため、あえてデメリットもお伝えします。
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装着時間の自己管理が必要:
取り外せることはメリットですが、1日20時間以上の装着を守らなければ、計画通りに歯は動きません。「自分で管理する自信がない」という方には、固定式のワイヤー矯正の方が向いている場合があります。
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複雑な症例には限界がある:
顎の骨を大きく動かす必要があるような非常に重度の症例では、ワイヤー矯正の方が効率的な場合があります。しかし、アクアシステムでもワイヤーと併用するなどの高度なアプローチが可能な場合もあります。
結びに:あなたの「優先順位」はどこにありますか?
「見た目を気にせず、いつも通りの日常を楽しみたい」
そう思うのであれば、アクアシステムはあなたにとって最高の選択肢となるはずです。
まずはご自身の歯並びがアクアシステムに適応しているか、専門の歯科医師によるカウンセリングで確認してみることから始めましょう。












